diary

July 03, 2009

素晴らしい仕事

うちの会社が9年前に始めた[eastStyle]という
アジア雑貨を販売するECサイトで協力頂いてた方が、
芦屋で開いていたショップを閉めて、
新しい職業に就くというので話を聞いた。
(それに伴い[eastStyle]も閉鎖予定)

詳しく話を聞いていると、


「こんなにありがとうと言って貰える仕事はない」

「いつもその仕事のことばかり考えている」

「楽しくて仕方がない」


その方の顔は輝いていて、
出てくる言葉は、前向きなものばかり。

その職種の名は、

[ 整理収納アドバイザー ]

主には、荷物の多いシニアの方々を対象に、
ご自宅を、(その方の意向をお伺いしながら)
整理し、収納し直してあげるという仕事。

(その方の意向をお伺いしながら)
という点で、いわゆる家事代行とは違うとのこと。

例えばうちでも、父が本好きだったため、
莫大な本が、亡くなって4年近くなるいまも
実家にそのまま残っている。

捨てるに捨てられないし、BOOK-OFFに持っていくのも
なんだかなって感じだし、うちの自宅に持って帰るにも
量が多すぎてどうしようもなく、結局そのままにしている。

そういう遺族の方にもニーズはあるのだろうが、
最近では、生前に出来る限り自分の荷物を整理しておきたいが、
捨てるに捨てられないし、どう整理したらいいか分からない
という方がとても多いという。

そういう方々に、
「何を大切にしてきたか」「何に価値を見出してきたか」
などをお伺いながら、整理し収納し直していくのだ。
本当に大切なものだけを残し、身辺が整理されていく・・・。
そりゃ喜ばれるはずだ。


最近うちの会社でも、シニアを対象とした仕事が
比較的増えてきており、その度に、
「シニアの中でもどういった人をターゲットにすれば良いのか?」

というマーケティング的な視点から悩むことが多いのだが、
今回話を聞いてみて、思い出したのが、

ハードからソフトと求められる価値観が遷移してきて、
今、最も求められるのはインターフェイスかもしれない。

という、ある会社の社長の言葉だ。

つまり、いま(シニア世代には最も)
求められているのは、人と人との直接の、
かつ一人一人に応じた、マニュアル通りではない、
心の通ったコミュニケーションということだろう。


このモノが欲しい買う!から、

このモノのストーリーに惹かれ、
それを買うことで得られる空間・雰囲気が好き買う、へ。

そして、今は、この人が良いと言うから買う!

と変化しているのだろう。

そういう意味では従来のマーケティング手法では
計り知れない新たなる手法が求められているのかもしれない。


また、
もっと深読みすると、
結局、みんな自分の存在を
・確認できる・認めてもらえる・知れる
ことを求めているのかもしれない。

それにしても、
[ 整理収納アドバイザー ]という仕事は、
素晴らしい仕事だな。
何より、楽しくて楽しく仕方ないってのが、
素晴らしい!

それに、話を聞いて、なんだか今後のための
大いなるヒントを得たような気がする。

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skmt | 13:37 | diary

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