book
December 09, 2009
[2009:022]働かざるもの、飢えるべからず。/小飼弾

オススメ度 : ★★★★★
ベーシックインカムに関する氏の考え方は、非常に斬新であり、本質的であり、有用である。素晴らしい。
確かに本書にあるとおり、「より良いものをより安く」を求めれば、ただそれだけで富は一極に集中する。つまり、成長を基盤とした現状の資本主義の形態であれば、さらに格差が広がり、社会運営自体が立ちゆかなくなることは目に見えている。
そのため、[所有から利用へ]と移行すべきであり、また、相続税100%を財源としたベーシックインカムを実施していく。
実現のためには、エネルギーフリー の研究開発実施が不可欠だが、可能となれば、お金や生活のために働く必要はなくなり、皆が好きなことが出来る世の中になり、物質的な豊かさの先である、精神的な豊かさが具現化できる。そして、より高い技術が生まれやすくなり、また、より良いサービスを提供できる社会が実現できると思う。まったくもって素晴らしい。矛盾がない。 そういう意味で、こんなことを考えている人がいるという事実が嬉しかったし、まだまだ世の中捨てたモノじゃないと感じた。心の底から素晴らしいと感じた。ぜひ実現させたいし、もっと言うとそれしかないかも!とも思う。
ただし、後半のスマナサーラ師との対談は、正直全く得るものはなかった。
skmt | 18:36 | book | Comments(0)