●少年H/妹尾河童

戦争というものが、この神戸でいったいどんな影響を及ぼし、そこに住む人々にどんな感情をもたらしたのか、小さい頃からよく知っている地名が登場し、今までとは違って視点で知ることができた。


●星々の悲しみ/宮本 輝

短編集。他の長編に比べるとあまり訴えるものがなかったような気がする。


●御家人斬九郎/柴田錬三郎

近い時代でありながら遠い時代である江戸時代の話しはおもしろい。


●戦争論争戦/小林よしのり×田原総一郎

いつも朝ナマや、サンデープロジェクトで見て、なんとなくイメージを持っていたが、この田原総一郎というオッサンはとんでもなく頭がいい。バランス感覚も素晴らしい。日本のことを心底心配している。エライ!


●あなたのお客さんになりたい/中谷彰宏

このオッサン、なにかと胡散臭ささが漂う人だが、本は本当にいいことが書いてある。他にも「あなたに起こることはすべて正しい」という本があるが、このタイトルは僕の座右の銘にもなっている。


●教科書が教えかねない自虐/
小林よしのり、竹内義和、日本の戦争冤罪研究センター

自虐とは、自分で虐げるという意味だ。つまり日本の教科書は、お前の国には馬鹿だ。お前の国は最低だ。もっと謝れ。もっとだ。・・・・・といった内容に終始し、自分を虐げ、自国を虐げ、誇りどころか、卑屈になるような歴史教育を行っている。これでは日本の未来が心配だ。


●新しい教科書を「つくる会」という運動がある/小林よしのり

現在の教科書には“東郷平八郎”の名が無い。ということで前々から疑問に思っていた日本の歴史教科書であったが、こんな素晴らし会があるということで早速入会した(年会費6000円)。恐らく殆どの人は教科書のことなど考えたこともないと思うが、例えば今だに証拠文献も発見されておらず、政府の見解も曖昧なままである「南京大虐殺(日本軍が南京市民40万人を殺害したというデッチ上げの話し)」が、すでに歴史教科書に公然の事実のように掲載されているなど、こんな欺瞞だらけの教科書で教わる子供たちの行く末が恐ろしいというのがキッカケで小林よしのりが参加して多いに盛り上がっている運動だ。左翼系の新聞(朝日を始めとする産経以外の殆どすべて)が、全く取り上げていないので知る人ぞ知る運動だが、日本人ならぜひ一度読んで欲しい本だ。


●春の夢/宮本輝

さすがに宮本輝の珠玉の一作と名高い本である。しかし、宮本輝はわかりやすい文体であり、かつ人間の心の奥底に潜む言葉にしにくい気持ちを表現させたら天下一品である。


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