鹿児島でごわんど。

 念願の鹿児島ツアーに行ってきた。
 目的はもちろん言うまでもなく知覧の特攻平和記念館と西郷隆盛・東郷平八郎の生家などを訪ねることである。しかし、今回の最大の収穫はなんと言ってもホテルだった。
 実はいつも目的が目的なだけにホテルは結構ケチって安く済ませることが多い。それが何故か、今回は思いを一転し、鹿児島いち高級と言われるホテルに宿をとったのであった。その名は「城山観光ホテル」。
 ホテルの設備、サービスなどどれをとっても一流だった。何と言っても最高だったのは、露天風呂だ。鹿児島は桜島という活火山のせいで多くの温泉の湧く町としても知られている。それでも市内にある温泉は少なく、このホテルを入れて4つしかない。そして、この景色である。

他にも、楽しみにしていたのが料理だが、これまた予想を裏切るうまさだった。
 初日行ったのは、鹿児島の繁華街“天文館(最初天文科学館の中に料理屋があるのだと思っていた”にある熊襲亭。「薩摩揚げ」「きびなご」「とんこつ(角煮のことね)」「薩摩汁」などなど。いやはや、うまか飯でごじゃった。
 2日は鹿児島で最も有名なラーメン屋「こむらさき」に行った。事前情報では、「和田屋」や「くろいわ」という店も旨いと聞いており、またそのラーメンは一見僕があまり好きでない“薄味”ぽっかったので、やられた!と思ったのだが、これが思いの他うまかった。もちろん、目的である「維新ふるさと館」や「西郷南洲顕彰館」、西郷どん・大久保の一蔵どん、村田新八、東郷平八郎閣下などの生家跡も見てまわった。有意義な旅であったことは言うまでもない。


(2001.7.7)
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