Monthly

November 16, 2015

[2015:022]行きがかりじょう/バッキー井上

オススメ度 : ★★★

最近よく行く立ち飲み屋「たつみ」の横にある、これまた京都では割合有名な店「百練」のオーナーで、漬物屋「高倉屋」の店長で、日本初の酒場ライター(その前が、ひとり電通、踊り子、画家)がこの本の著者・バッキー井上氏の肩書きだ。その他、(自称、スパイ・忍び・手練れ)。そう聞いただけで、氏のとりとめのなさというのが分かるが、まさに本を読めば、その神髄が分かる。とにかく、やりたい放題、思いつきの人生、で行きがかりじょうである。が、その本質は、自分が選択をして、現れるものと向き合い、すべてポジティブに反応すること。シアワセになるための基本的な心構えであり、ゴキゲンへの道しるべであり、優れた戦法でもある。・・・うん、おもしろい。

skmt | 14:52 | book | Comments(0) | トラックバック(0)

November 16, 2015

[2015:020-021]逆説の日本史(8・9)/井沢元彦

オススメ度 : ★★★★

なかなか全部読めておらず、また好きな時代やそうでない時代もあるので、バラバラに読んでいるのだが、今回はこれ。[戦国野望編、戦国覇王編]。話の主人公は織田信長だ。信長はもととも、高杉晋作とともに最も好きな歴史上の人物なのだが、この本を読んでイメージが変わった。極端に言えば、目的のためなら手段を選ばない血も涙もない極悪非道人というイメージが、実は、ごく普通の切れ味鋭い天才というイメージに。いやぁ、「逆説の日本史」おもしろいな。

skmt | 14:35 | book | Comments(0) | トラックバック(0)

November 16, 2015

[2015:019]壽屋コピーライター 開高健/坪松博之

オススメ度 : ★★★

短編やキャッチコピーなどの作品、言葉などは知っているものは多いのだが、実は恥ずかしながら、まだ開高健の著書を読んだことがない。いずれ少しづつ読んで行くつもりだが、それはいいとして、読んで思うのは、サントリーという会社や、佐治敬三らとの邂逅を得た開高健は幸せモノだということ。幸せな人生だったんだろうな。

skmt | 12:35 | book | Comments(0) | トラックバック(0)

November 16, 2015

[2015:018]実録神戸芸能社/山平重樹

オススメ度 : ★★★★

神戸芸能社という名前を少し聞いたことはあったが、ヤクザや(ちゃらんぱらん)にやってたシノギのための芸能事務所でしょ?というイメージしかなかったが、さすが戦後動乱の中を筋を通しながら這い上がってきた山口組三代目・田岡組長。ますます、田岡組長に興味が湧いた。それにしても、病気になり見捨てた芸人の興行に難癖つける吉本興業の社長はどうしようもないな。筋もクソもない。どっちがヤクザか分からない。

skmt | 12:25 | book | Comments(0) | トラックバック(0)

November 16, 2015

[2015:017]稼ぐまちが地方を変える/木下 斉

オススメ度 : ★★★

先輩が推薦していたので手にとった本。地方活性は、いま日本にとって重要課題の一つだ。地方の復興なくして日本の未来はない。その地方活性には、少し前から多少関わらせてもらっているが、正直なかなか厳しいのが印象。優秀な方の多いのだが、短期に結果を求められることと、いかんせん儲ける仕組みを作ることが簡単に出来ない。この本はそうした問題的を把握・指摘しつつ、成功例をもとに具体的な方法論を提示している。地方活性に関わる人には読んで損はない本。

skmt | 12:15 | book | Comments(0) | トラックバック(0)

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