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October 24, 2016
[2016:006]悪名の棺 笹川良一伝/工藤美代子
オススメ度 : ★★★★
許永中を読んだ流れで、その悪名高い笹川良一を詳しく知ってみたいと思い手にした。我々世代で言えば「人類みな兄弟!」というフレーズと共に、船舶振興会という怪しい団体の偉いお爺さんというのが共通するイメージで、キレイなことを言って自分だけ金をせしめる守銭奴というのが大方の笹川良一像だと思う。しかし、どうだろう。読んで見て、これほどイメージが変わった人はいないのではないというほど違った。中でも、彼の巣鴨プリズンでの奮闘ぶりはどうだろう。まさに国を愛し、天皇主体のこの国のために、我が身を捧げた真の愛国者だ。それが何故あんなイメージになったのだろう。戦後の左翼マスコミの傲慢な偏見によるものとしか思えない。もっと彼を讃えるべきだ。
skmt | 16:00 | book | Comments(0) | トラックバック(0)
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