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January 19, 2014
[2013:010]医者とおかんの「社会毒」/内海聡
オススメ度 : ★★★
「社会毒」とは、人間社会が作り出した、本来の生物世界に反する物質の総称。本来、人が食べたり使ったりしなかった物質、そしてそれが人体に悪影響をもたらす物質であり、現代病の根源として、警告を示す本。Facebookでたまたま見かけ、投稿を読むうちに興味を持って本まで買ってしまった。これを読むと、ワクチン接種は論外として、他の食べ物・飲み物など、何を口に入れるにもためらわれてしまうし、日本の大企業が信じられなくなってしまう。とりあえず、牛乳飲むのと、「トクホ」の食品買うのと、ヤマザキパン食べるのは辞めようと思う。
skmt | 18:07 | book | Comments(0) | トラックバック(0)
September 12, 2013
[2013:009]もっと あの世に聞いた、この世の仕組み/雲黒斎
オススメ度 : ★★★★
「宇宙はどうやって始り、その果てはどうなっているのか? 」「宇宙はなぜ存在し、どこに存在しているのか?」「そもそも存在とは一体何なんだ?」「我々は何のために生を受け、死んでいくのか?」「神はいるのか?」・・・小さな頃から、そんなことばかり考え(このブログには何度も書いているが)、ことある事に悶々とし、またことある事に湧き起こってくる恐怖に戦き続けてきた。そして、人生も半ばを過ぎ、当時経営していた会社がちょうど10周年を迎えたことを機会に訪れたインドで出会った方に教えてもらったある本を読み、それら全ての謎が解けた。その本とは「神との対話/ニール・ドナルド ウォルシュ」だ。あまりの衝撃だったため、これは色んな人に読んで欲しいと20冊以上購入。当時居た社員や、気心知れた人に配りまくった。5年ほど前の話だ。そしてこの「もっと あの世に聞いた、この世の仕組み」は、その「神との対話」に書かれている内容を、さらに分かりやすく噛み砕いて紹介している。
skmt | 12:59 | book | Comments(0) | トラックバック(0)
September 05, 2013
[2013:008]はだしのゲン/中沢啓治(1-10)
オススメ度 : ★★★
小学生時代、貪るようにマンガを読み漁っており(なにせその頃マンガ家になりたかったから)、当時から有名だった本書を読んだ記憶は確かにあるのだが、数十年振りに読んでみると、まるで初めて読んだかのように内容をすっかり忘れていたことに驚いた。
改めて読んだ率直な感想は、とにかく「原爆を落としたアメリカは到底許し難い」ということ。朝鮮戦争の最中も、アメリカは朝鮮半島に原爆を落とすつもりだったらしいが(結局三回企図して三回とも断念したらしい)、あり得ない。狂気の沙汰だ。同じ人間の考えることではない。
現在アメリカは、シリアの化学兵器使用に対して軍事介入をしようとしているが、原爆を2つも落としたアメリカのどの口が言ってるんだと思い、また、このアメリカの自分勝手なやり口に対して、もっと日本人は憤慨してしかるべきだと思うのだが・・・。
まぁそれは置いておいて、読んでいて大いに違和感を感じたのは「天皇は戦争を始めた一番悪いやつで、日本兵は悪逆の限りを尽くした鬼畜。朝鮮人は強制連行で連れてこられ虐げられている可哀そうな人達、でも親切。 」って思想だ。まるで左翼くずれの日教組や朝日新聞が言いそうなこと。そのトーンが基本ラインである故に、自分的には正直、本書を子どもに読んで欲しくない。
自国の歴史を教えることは教育の根幹であるのに、その真っ当な歴史観を身に付ける前の子どもたちにとって、これは単に自虐史観を植え付けるだけにしかならない本だからだ。
しかし、繰り返しになるがアメリカは酷い、あり得ない。もしかして、南京大虐殺と同様に、(あまり大きな声では言えないが)ホロコーストも実は捏造ではないかと疑っている自分にとって、アメリカこそが、自国の利益や一部の富を持つ人間のことしか考えていない、最も非人道的な国であると確信するに至った。
skmt | 00:11 | book | Comments(0) | トラックバック(0)
June 29, 2013
[2013:006-007]海賊とよばれた男/百田尚樹(上下)
オススメ度 : ★★★★★
まず何より驚嘆したのは、小説の題材としてはうってつけである国岡鐵造こと出光佐三が、今まで誰にも取り上げられなかった不思議さと、それを「永遠のゼロ」というベストセラーを生み出した稀代の作家・百田尚樹が知り得たという奇縁さだ。
恐らく、出会えたのではなく、引き寄せたのだろう。そして、読むほどに引き込まれつつ、引き込まれながら、その昔、三島由紀夫を読みふけっていた時に痛切に感じた(決して真似できない)という想いが何度も浮かんできた。同じ経営者として、まったくもって雲泥の差であり、「こんな人こそ経営者であって、自分如きが会社をやってていいのか」と自己否定し、また自己否定をしてしまう自分に嫌気が差したものだ。
もう一つ読みながら気になったのが、白洲次郎との接点はなかったのか、ということだった。もし二人が出会っていたら、どんな会話をしたのだろうかと。それはまるで坂本竜馬と高杉晋作がもし出会っていたら(諸説あるが)、どんな風に認め合い、どんな会話をしたのかと想像することと似ていた。
いずれにせよ、(永遠のゼロも同じくだが)日本人として生まれたからには、ぜひ手に取り読んで欲しい本だ。グローバリズムを謳う前に、日本人として、日本をどうするのかということを真剣に考え、日本人として大切な志は何なのか、国益とは一体なんなのかを考える機会を与えてくれる本である。
skmt | 01:08 | book | Comments(0) | トラックバック(0)
April 01, 2013
[2013:002-005]勇気凛凛ルリの色シリーズ/浅田次郎
オススメ度 : ★★★★
いまさらながら浅田次郎がマイブームとなり、去年から立て続けて読み続けている。これは小説ではなくエッセイなのだが、いやはやおもしろい。最近は、もっぱら風呂につかりながらゆっくり読書をしているのだが、この本を読み始めると、面白すぎてなかなか出られず、よくのぼせ上がったものだ。思わす吹き出してしまうこと多々ありにつき、電車の中とかで読むとやばい。
skmt | 17:09 | book | Comments(0) | トラックバック(0)
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