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オススメ度 : ★★★★

数年間に知り合いから「いま、許永中に興味があるんです」と、バブルはじけて15年以上経ってから言われて、ああそんな人居たな。イトマン事件の人だなという感想しかなかったのだが、次第に興味が膨らみ、この書を手にした。読んで改めてその全貌を知った訳だが、出てくる名前が凄い。政治家はもちろんのこと、名前を挙げれば亀井静香、竹下登、渡辺美智雄、浜田幸一、金丸信。その他、小佐野賢治、瀬島龍三、児玉誉士夫、笹川良一、堤清二、堤義明、大林宣彦。果ては、韓国大統領の実弟から山口組の宅見勝まで・・・。この関わりを広さを見ただけで彼の得体のし知れなさが分かる。しかし、彼はまだ生きていて韓国に居るという。死んだらまた再注目されること間違いなしの人間模様だ。

オススメ度 : ★★★

光秀の末裔がついに明かす衝撃の真実!!ということだが、本能寺の変は、家康と結託して信忠ものろも暗殺する予定が、目論みがはずれた。つまり、光秀が個人的な恨みで謀反を起こしたのではないといことを、子孫である筆者が書いているという時点で、眉唾ものである。ただ、歴史の謎を解き明かす一つのストーリーとして読めばおもしろい。

オススメ度 : ★★★

親父の聖域であるせんべろ酒場に、若かりし女性３人組が訪れ、街を店を堪能していく様子をイラストで紹介する本。京成立石編や赤羽など、関西でいうと、京橋や天満、新世界のような街は本当に魅力的だなぁ。せんべろ最高！

オススメ度 : ★★★

なぜだか、ヤクザとかマフィアの映画が好きだ。なぜ好きか？考えるにマフィアにしてもヤクザにしても、その度胸というか向こう見ずというか無鉄砲というか後先考えないところに憧れるのだと思う。なにせ小心者なので、自分に無いものに憧れるのだ。中でも、この山口組三代目田岡組長には憧れる。映画も見たが、高倉健がはまり役だ。にしても、話に出てくる戦後のさばっていた三国人にはうんざりだ。

オススメ度 : ★★★★

高校時代、見た目的に無理で聴かず嫌いだったのが、友人から薦められて聴いた「Around the World in a Day 」で覚醒した。それからプリンスの自分の中での偉大さは増すばかり。聴けば聴くほどプリンスの巨大な才能とそのオリジナリティを見せつけられた。まさに孤高の天才だと。そのプリンスの大ファンである西寺郷太氏が、いかにプリンスが凄いかを、時系列に非常に分かりやすく紹介している。プリンスファン必読の書だ。
＊ご存知の通りプリンスは亡くなった。稀有な才能が惜しまれる。